ヨーロッパの女性「ジャンヌ・ダルク」その3
シャルルは、ジャンヌになんら救いの手をさしのべようとすらしていませんでした。
結局、彼女は敵方のイングランドによって買い取られてしまうのだが、ではイングランドの狙いは何だったのか。
当初イングランド有利に展開していた百年戦争はジャンヌの出現とともに形勢が逆転。
イングランドとブルゴーニュ派は焦燥の色を濃くしていた。
だが起死回生の可能性を秘めた手段がないわけではない。
それはシャルルの王位正統性を否定すること、そしてジャンヌへの恐怖心をぬぐい去り士気を高めることだった。